映画感想のおしながき

自分用のネタバレ感想の備忘録。星は出来の良さではなく好き嫌いでの5段階。

最後の決闘裁判【153分:PG12】

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最後の決闘裁判

映画情報

  • 製作国:アメリカ 時間:153分
  • 原題:The Last Duel
  • PG12:簡潔な刀剣による殺傷・出血、及び簡潔な性愛描写がみられるため(映倫から引用)

監督
リドリー・スコット

出演
マット・デイモン/ジャン・ド・カルージュ
アダム・ドライバー/ジャック・ル・グリ
ジョディ・カマー/マルグリット・カルージュ
ベン・アフレック/アランソン伯爵ピエール

あらすじ

カルージュの妻がル・グリの暴行を告発したことにより、騎士であり、かつて友人同士だった2人の男が決闘裁判を行うこととなる。

観ようと思ったきっかけ

  • あらすじに惹かれて
  • 新作だから

ネタバレ感想

ディズニープラスで。

第一章のジャン視点。
お金がないながらも頑張るジャン。
ル・グリはマブダチだったのに仲たがいになったけどお国のために力を合わせるジャン。
妻がル・グリに強姦された。
妻のために裁判だ!妻思いの俺!良い夫!

第二章のル・グリ視点。
俺、美男子だから女の子に不自由しないぜ。
お偉いさんにも気に入られてるぜ。美男子だからな。
元友達のジャンの嫁さん、めっちゃ美人。
俺のこと見て微笑んだ。俺に気がある?
よっしゃ!ジャンがいない間に襲っちゃえ!
俺美男子だから相手も喜ぶべ!
ほら、抵抗してないし、叫ばれてないしやっちゃえ!やっちゃ!

そして、第三章のマルグリットで同じシーンなのに見え方が全く違くて鳥肌もんよ。

妻思いなジャンだったはずが、実は自分の良いようにしか見てない感じ。
マルグリットが勇気を振り絞ってレイプ被害を告げたシーンで、ジャンが彼女の首絞めてといつめたのね。
ジャン視点ではそれがなかったのよ。ヒエッ。

ル・グリ視点のレイプはまるで娼婦とじゃれ合ってる感じだったけど、実際はマルグリットは叫び続けて捕まっても抵抗しているんだよね。
あれをレイプじゃないって言い張るル・グリ。地獄へ落ちろですよ。

マルグリットに対する裁判所でのセカンドレイプも辛かった。
あそこで泣かずに最後まで自分の主張をしたマルグリット強い。

肝心の決闘は、ジャンがル・グルの口に剣を貫通させて殺す。
マルグリットの処刑もなし。良かった。
その後、30年間裕福に幸せに暮らしたとさ。ほんと良かった。

レイプシーンがあるってきいてたんで、ちょっと嫌だなって思ったんだけど、それは最小限に抑えられててジョディ・カマーも裸にされてなかったのでそこはしょっと安心した。
精神的にきたのは裁判所でのセカンドレイプだったわ。あれは辛い。

星:★★★★

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