映画情報
- 2020年制作 時間:109分
- 製作国:アメリカ
- 原題:Boys State
監督
ジェス・モス
アマンダ・マケイン
あらすじ
テキサス州全土から集まった10代の少年たち1100人が、疑似選挙を行い州政府を一から構築する政治キャンプにのぞむ。彼らの波乱に満ちた通過儀礼を追い、民主主義の核心に迫る異色のドキュメンタリー作品。サンダンス映画祭グランプリ受賞。
観ようと思ったきっかけ
AppleTV+無料期間なので
ネタバレ感想
Apple TV+で。
米国在郷軍人会によるプログラムでテキサス州の高校生を集め疑似選挙を行う様子のドキュメンタリー映画。
ボーイズ・ステイトは男子だけなので「女子はいないの?」って思ったら元々男女別で行っているようだ。なのでガールズ・ステイトもあるんだね。
久しぶりにU・S・A!U・S・A!のコールが聞ける映画に出会いました。
手足に障害があるベン、おとなしい移民のスティーヴン、白人のロバート、黒人のレネといろんなタイプの男子をフォーカスする構成。
この中で主人公になったのは一番地味なスティーヴンだった。彼のスピーチ力で回りが変わった。逆に言えばスピーチ力があれば大衆を丸め込めるってことだよね。
ロバートはハイスクール映画に出てくるいじめっ子でアメフト部のスクールカーストてっぺんにいそうなビジュアルだった。本当にそういう感じの子っているのね。
ランダムに国民党と連邦党に分かれて知事選挙を行うシステム。
銃所持も中絶も賛成の保守派が多いのはテキサスが舞台なのかな。ロバートが孤児一人に対して養子を望む夫婦は30組いるから中絶反対って言ってたけど、その前にその子を産む女性の身にもなってよって思いましたね。他の子も中絶反対でレイプでできた子の人権を守りレイプ犯は去勢して刑務所に入れるって言ってたけど、それも女性のことは考えてないよねって。これガールズ・ステイトだったらどんな風になるだろう。そこが気になった。
星:★★
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