ワールド・トゥ・カム 彼女たちの夜明け【98分】
映画情報
- 2020年制作 時間:98分
- 製作国:アメリカ
- 原題:The World to Come
監督
モナ・ファストボールド
出演
キャサリン・ウォーターストン/アビゲイル
ヴァネッサ・カービー/タリー
クリストファー・アボット/フィニー
ケイシー・アフレック/ダイアー
あらすじ
19世紀半ばのアメリカ北東部。農家の妻アビゲイルは、娘を病で亡くした悲しみに暮れながら、寡黙な夫ダイアーの要求に応えようと気を配る日々を過ごしていた。そんな彼女の前に現れた新しい隣人タリーもまた、嫉妬深い夫フィニーに支配される生活にうんざりしていた。アビゲイルとタリーは強くひかれ合い、深い絆で結ばれていくが……。
観ようと思ったきっかけ
- 前から気になっていた映画だったので
ネタバレ感想
アマゾンプライムビデオで。
1856年1月1日から8月31日までの主人公アビゲイルの日記仕立てで進んでいく。
幼い娘を無くしたダイアー、アビゲイル夫妻、子供ができないフィニー、タリー夫婦。フィニーとタリーが隣に引っ越してきて物語が進む。
田舎で退屈な生活から抜け出すようにアビゲイルとタリーが徐々に仲良くなる様子はまるで少女のような姿。
そしてタリーから一線を越えてしまっていいのか?戸惑いあるキスがよかった。欧米の人たちキスに慣れてるからああいう演技上手い。日本人ああいう演出や演技難しいと思う。
フィニーは束縛が強くてアビゲイルと楽し気にしてるタリーを見たくなくてふたりを話すために137キロ離れた場所へ突然引っ越す。アビゲイル、タリーとお別れできなくて荒れる。そんなアビゲイルのそばにいるダイアーはこの当時の男性としてはフェミニストなんだろう。
アビゲイル、3日かけてタリーに会いにきたのにタリーはジフテリアにかかって亡くなっていた。娘もジフテリアで亡くしたアビゲイルにはさらに辛い仕打ちだったろう。
同性愛はもう禁断の愛ではないので、同性愛で悲恋を描くのは時代を古くしないと批判されるのかな。
今の時代に同じ設定なら普通に二組とも離婚してアビゲイルとタリーが再婚して終わるかな。フィニーをDVクズ男にすれば物語は盛り上がると思うが女性を上げるために男性を極端に下げる設定も好きではないのでそういうのは好きではないわ。
キャサリン・ウォーターストンが182cm、ヴァネッサ・カービーが170cm(wiki参照)なので二人が並んだ姿がかっこよかった。宝塚の男役スターっぽい。
キャサリン・ウォーターストン - Wikipedia
ヴァネッサ・カービー - Wikipedia
星:★★★
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