映画感想のおしながき

自分用のネタバレ感想の備忘録。星は出来の良さではなく好き嫌いでの5段階。

やがて海へと届く【126分:PG12】

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やがて海へと届く【126分:PG12】

映画情報

  • 2022年制作 時間:126分 製作国:日本
  • PG12:未成年の飲酒場面がみられるため(映倫からの引用)

監督
中川龍太郎
出演
岸井ゆきの/湖谷真奈
浜辺美波/卯木すみれ
杉野遥亮/遠野敦

あらすじ

引っ込み思案な性格で自分をうまく出すことができない真奈は、自由奔放でミステリアスなすみれと出会う。2人は親友になったが、すみれは一人旅に出たまま突然姿を消してしまう。すみれがいなくなってから5年、すみれの不在をいまだ受け入れることができずにいる真奈は、すみれを亡き者として扱う周囲に反発を抱いていた。ある日、真奈はすみれのかつての恋人である遠野から彼女が大切にしていたビデオカメラを受け取る。カメラに残されていたのは、真奈とすみれが過ごした時間と、真奈が知らなかったすみれの秘密だった。真奈はもう一度すみれと向き合うため、すみれが最後に旅した地へと向かう。

観ようと思ったきっかけ

  • ポスターに惹かれて

ネタバレ感想

映画館で。

岸井ゆきの浜辺美波の意味ありげな構図のポスターに惹かれて観に行った。
あらすじは親友の浜辺美波役のすみれが5年前に死んだってことしか知らず、あえて予告は観なかった。なので、すみれの死因は自殺だと思ったら、311の津波に巻き込まれた設定でちょっと驚いた。そんで、後半津波の被害者の方のインタビューが始まって、ちょっと戸惑った。

静かな海、荒々しい波、菜の花畑とか映像はキレイ。肝心の話が、痒い所に手が届かないムズムズした感じであまりノレなかった。女同士の深い感情の話は好きなのですが、なんでしょうか、ほんと勿体ないくらいハマらなかった。もしかしたら5年前くらいならハマってたかもとか、推しの女優が演じてたらハマっていたかもとか思ったけど、たぶんそれでもハマらないかもなって。

なんだろ。テンポの悪さ?
真奈が気仙沼で朝焼けみて終わるかなって思ったら、自宅ですみれの撮ったビデオを観るそこで終わるかなって思ったら、すみれ目線の出会いのシーンが始まる(このパートは良かった)で終わるかなって思ったらアニメーションになる。最後はいつまで続くんだい!?と飽きちゃったよ。
やっぱり126分は長い。最初と最後にアニメーションが入るんだけどあれバッサリ切れば2時間内に収まる?

真奈→すみれの想いよりもすみれ→真奈の想いの方がバカデカかったのは良い。すみれは真奈の事好きすぎて一緒にいると今の関係を壊しちゃいそうだから遠野と暮らしたってことかな。それは恋愛感情でいいのだろうか。すみれから真奈へのスキンシップが多かったのでそう思ったけど。どうなんだろうね。

あと、浜辺美波の最初の髪型さー。カツラ?エクステ?どっちかわからないけど、いかにもそうです!って感じだったのでヘアメイク係はもっとがんばってほしいです。予算ないかもしれないですけど。自然に見せてくださいよー。

星:★★

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