映画感想のおしながき

自分用のネタバレ感想の備忘録。星は出来の良さではなく好き嫌いでの5段階。

私ときどきレッサーパンダ【100分】

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私ときどきレッサーパンダ【100分】

映画情報

  • 2022年制作 時間:100分
  • 製作国:アメリ
  • 原題:Turning Red

監督
ドミー・シー

あらすじ

伝統を重んじる家庭に生まれ、両親を敬い、親の期待に応えようと頑張るティーンエイジャーの少女メイ。母親の前ではいつもマジメで頑張り屋でいる彼女だったが、本当は流行りの音楽やアイドルも大好きで、恋をしたり、友達とハメをはずして遊んだり、やりたいこともたくさんある。母親の前で本当の自分を隠す日々を送るメイは、本当の自分がわからなくなり、感情をコントロールすることができなくなってしまう。悩んだまま眠りについた彼女は、翌朝目を覚ますと、なんとレッサーパンダになっていた。突然のことに驚くメイ。しかし、その変身の裏にはある秘密があった。

観ようと思ったきっかけ

  • ディズニープラスに入ったので

ネタバレ感想

ディズニープラスで。

ディズニープラスに本編と一緒にメイキング映像もあったのでそれも観てみた。

日本のアニメっぽい演出があるな(やたら目がキラキラしてデフォルメチックになったり、セーラームーンドラゴンボールっぽい感じのシーン)って思ったら、どうやら日本のアニメのオマージュだったみたい(メイキング映像で監督が言ってた。というか、監督セーラームーン高橋留美子ジブリが好きみたい)

そう、このピクサーアニメ、ピクサーアニメっぽくないのよ。それもわざとそうしたみたい(メイキング映像より)日本のアニメをピクサーでリメイクしたらこうなるんじゃない?って思った。

主人公のメイは中国系カナダ人の13歳の女の子。この細かい設定は監督がそうだったらしいので、メイは監督の分身なのよ。監督もセーラームーン書いてたしオタクだったのよ。だからメイも将来はアニメ会社で監督するんだろうね。
日本っぽい要素も感じられるので中国系カナダ人の13歳の女の子じゃなくても、昔たまごっちやってたり、同人誌書いてたりアイドル追っかけてたりしてた人も共感性羞恥心を感じられると思うのでそれをしたい人におすすめ。

メイとその友達がカッコいいって言う男の子がどうみてもかっこよくみえないもわざとなんだろうな。4タウンも最初「4タウンwwww」ってバカにして観てたんですけど、ライブ会場破壊されてるのに逃げずに歌でメイたちを助けてくれた姿をみて見直しました。4タウン、彼らは真のアイドルですね。危うく4タウニーになりそうでした。笑 そして、4タウンなのに5人組も気になる。結成当時は4人で後から1人加入形式?

思春期にレッサーパンダに変身することでデリケートなティーンエイジャーをコミカルに演出しているのは良い。日本でも今生理問題でナプキンを変えない中高生がいるってニュースでやってたけど、メイのようにママが過保護すぎるのもまた問題なんでしょうかね。ナプキンなくてパンツを汚しちゃうよりも、過保護でもちゃんとナプキン用意してくれるママの方がいいと思うが。まー、比べるのは両極端ですねー。

星:★★★★

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