映画感想のおしながき

自分用のネタバレ感想の備忘録。星は出来の良さではなく好き嫌いでの5段階。

コーダ あいのうた【112分:PG12】

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コーダ あいのうた【112分:PG12】

映画情報

  • 2021年制作 時間:112分
  • 製作国:アメリカ・フランス・カナダ
  • 原題:CODA
  • PG12:簡潔な薬物使用の描写がみられるため(映倫から引用)

監督
シアン・ヘダー
出演
エミリア・ジョーンズ/ルビー・ロッシ
トロイ・コッツァー/フランク・ロッシ
マーリー・マトリン/ジャッキー・ロッシ
ダニエル・デュラント/レオ・ロッシ
フェルディア・ウォルシュ=ピーロ/マイルズ

あらすじ

海の町でやさしい両親と兄と暮らす高校生のルビー。彼女は家族の中で1人だけ耳が聞こえる。幼い頃から家族の耳となったルビーは家業の漁業も毎日欠かさず手伝っていた。新学期、合唱クラブに入部したルビーの歌の才能に気づいた顧問の先生は、都会の名門音楽大学の受験を強く勧めるが、 ルビーの歌声が聞こえない両親は娘の才能を信じられずにいた。家業の方が大事だと大反対する両親に、ルビーは自分の夢よりも家族の助けを続けることを決意するが……。
2014年のフランス映画『エール!』のリメイク。

観ようと思ったきっかけ

  • 賞レースに上がってる作品なので

ネタバレ感想

映画館で。

オリジナルのフランス映画が完全にノットフォーミー映画だったので、こちらのリメイク作品もそうなるんじゃないかと勝手に不安だったので観るの躊躇してたんです。が、英国アカデミー賞にノミネートされてたので覚悟を決めて映画館へ行きました。

結果、観て良かった。オリジナルで気持ち悪かったところがカットされてて良かった。これは良いリメイク作品です。

基本の話の流れは変わらず。
設定は稼業は酪農から漁業へ、弟から兄へ変更。この設定を変えてくれたのが良かった。
冒頭、船でルビーが歌うシーンから始まるのがとても良かった。このシーンで歌うのが好きな子って印象を植えれるのでね。良いリメイク部分。

弟から兄に変えたのも良い。終盤、お兄ちゃんがルビーに家族の犠牲になるな!俺がなんとかするからと心の内を伝えるシーンが一番泣いた。お兄ちゃん!

あと、ルビーとマイルズが湖でじゃれあうシーンも可愛くて良かった。基本、ルビーがしんどい話なのでこういう息抜きシーン必要ね。マイルズはシング・ストリートの男の子。おっきくなったね。

パパとママはオリジナル版の人とビジュアルが似てるのは偶然?パパ、オリジナルでも下品だったけどリメイク版でも下品だった。
ママ役の人、どこかでみたことあるなって思ったら『Lの世界』の芸術家役の人だった。
パパ、ママ、お兄ちゃんは実際に聾唖の役者さんを起用しているとのこと。

オリジナルで良かった、発表会での無音シーンと受験の手話付き歌唱シーンはそのまま引き継いでくれて良かった。
オリジナルで気持ち悪かったママが娘の生理を周りに伝えるシーンが削除されたのは良かった。あれはほんと意味わかんなかったからなくなっててほんと良かった。そのかわりが両親がセックスしてるシーンだったけど。

主人公のルビー役の子、初めて見たけど可愛いね。エマ・ストーンエル・ファニングを足して2で割った感じの顔。役柄で顔がかわりそうなタイプな感じ。

あと、お兄ちゃん妹の友達とセックスしたっぽいけど相手未成年だからアウトなのでは?と思ったけど合意の上ならOKなのか?

最後に、先生がビリー・ボブ・ソーントンに似てるなって思いました。

星:★★★★

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