82年生まれ、キム・ジヨン【118分】
映画情報
- 2019年制作 時間:118分
- 製作国:韓国
- 原題:82년생 김지영 英題:Kim Ji-young: Born 1982
監督
キム・ドヨン
出演
チョン・ユミ/ジヨン
コン・ユ/デヒュン
キム・ミギョン/ミスク
あらすじ
結婚を機に仕事を辞め、育児と家事に追われるジヨンは、母として妻として生活を続ける中で、時に閉じ込められているような感覚におそわれるようになる。単に疲れているだけと自分に言い聞かせてきたジヨンだったが、ある日から、まるで他人が乗り移ったような言動をするようになってしまう。そして、ジヨンにはその時の記憶はすっぽりと抜け落ちていた。そんな心が壊れてしまった妻を前に、夫のデヒョンは真実を告げられずに精神科医に相談に行くが、医師からは本人が来ないことには何も改善することはできないと言われてしまう。
ネタバレ感想
アマゾンプライムビデオで。
わー、しんどい。しんどすぎる映画。
優しい夫、可愛い娘がいる主人公。
パっと見勝ち組な彼女だけど、元々出世欲のあるキャリアウーマン。一日、家に籠りっぱなしだと息が詰まり、夫の家族との関係などいろいろあり鬱状態になり時々他人が憑依したような状況になってしまう。
その状況をどうにかしようと夫も悩むが上手くいかない。
主人公の夫、基本献身的ではあるがちょいちょい「ん?そうじゃなくね?」って思うところがあり、そこら辺がとてもリアリティがあって良かった。
主人公もしんどいけど、それよりもしんどい人生だったのは主人公のママだった。
兄たちのために学費を稼ぐって、ちょっとドン引き。ママが長子なら100万歩ゆずってわかるが、なんで妹が兄貴たちの学費を稼がなきゃいけないんだよ!(そういう時代だったらしいです)
フェミニズム映画では、仕方ないことですが男性を下げる描写がありますが、こちらの映画では一番気持ち悪かったのが、会社のトイレに隠しカメラが付いてて、その映像をその会社の男性写真が共有してたシーンですね。あれはドン引き。普通に気持ち悪いべさ。
主演のチョン・ユミさんが時々松本若菜さんに見えたので、もし日本でリメイクする際には松本若菜さんで製作してほしいですね。
星:★★★★
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