映画情報
- 2022年制作 全8エピソード
- 製作国:アメリカ
- 原題:The Girl from Plainville
監督
ピッパ・ビアンコ
リサ・チョロデンコ
リズ・ハナー
出演
エル・ファニング/ミシェル・カーター
クロエ・セヴィニー/リン・ロイ
コルトン・ライアン/コンラッド・ロイ(ココ)
アヤ・キャッシュ/検事
あらすじ
本作は、ミシェル・カーターによる、前例のない「テキストメッセージ殺人事件」の実話を元にした作品。
観ようと思ったきっかけ
- エル・ファニング目当て
ネタバレ感想
この事件、ネット記事見たことあったような気がしたのをなんとなく覚えていて、主演がエル・ファニングだしせっかくLIONSGATE+に加入したのでみてみました。
約45分~40分の全8エピソード。頑張れば1日で見れちゃう理想的なリミテッドシリーズの長さ。良い。
そして面白かった。
ドラマって続きが気になるから見るのであって、このドラマはそういう作りになってたので最初からつかまれましたわ。
オープニングで「精神障害と自殺を扱ってるので自己責任で見てね」って注意書きがあった。最近はティーンが主人公で自殺を扱ってるとこういう注意書きが出るようになったね。
そして実話を基にしてますが一部脚色してますよって追加の注意書きも。
エル・ファニングが彼氏に自殺を強要したと疑いを掛けられる女の子。ミシェル・カーター。実名そのまま。
裁判の時に眉毛を黒く太くしてきて「なんで!?」って思ったけど実際のミシェル・カーターがそんな風でエル・ファニングが完コピしてただけだった。まじそっくりでびっくりよ。が、なんで眉毛を太くしたのかはわからずじまい。
自殺してしまうコンラッドにコルトン・ライアン。
『ディア・エヴァン・ハンセン』も精神障害で自殺しちゃったしこのドラマでも精神障害で自殺で、同じような役が続くね。
コンラッドの母親にクロエ・セヴィニー。好き。生活にくたびれた感が最高に良かった。
検事役の人、どっかでみたことある顔!でもどこだっけ?って調べたら『ザ・ボーイズ シーズン2』のストームフロントの人だった!やり手検事だった。最終回でミシェルとトイレでばったり出くわすシーンが印象的だった。
コンラッドも精神障害だけど、ミシェルも幼い頃摂食障害になりそこからうつ病になったりと、ふたりとも同じような感じで人間関係が上手くいかずでも孤独は辛いってことで惹かれ合う。
桟橋の言葉遊びはティーンのラブストーリーって感じで可愛かったな。
ふたりが直接会ってるのは2、3回だけど、演出でメールのやり取りがミシェルとコンラッドが会話でそれを表せてたので、気を抜くと「あれ?これはメールの内容でいいんだよね?」と焦ってしまった。
結果的にはミシェルは過失致死罪として刑務所に15ヶ月入ることに。2020年に模範囚としてすでに娑婆に出てるそうだ。
最初はコンラッドを自殺処理してたんだけど、ミシェルのメールに気づいた刑事すごいな。
神奈川県警だったらそのまま自殺処理してたよ。
星:★★★
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