honey【105分】
映画情報
- 2018年制作 時間:105分
- 製作国:日本
監督
神徳幸治
ネタバレ感想
アマゾンプライムビデオで。
少女漫画原作ですね。
監督が"あの"『ピーチガール』の人でした。
なるほど。だからか、映画が下手だったのか。
高校が舞台のティーン向けの映画は「君!そこに出てたんかい!」って、まだブレイクする前の出演者がいるので面白いです。
こちらの作品、5年前なので横浜流星が脇役で出演してました。
赤髪の不良からいきなり結婚前提で告白される主人公。
展開がいかにもTHE少女漫画です!って感じで逆に潔い。
なんで結婚前提?なのかは特に説明してないけど、赤髪くんが母子家庭で早く独立して料理人として生活していきたいからなんだろうなって思いました。
主人公は6歳の時に両親をトンネル事故で亡くして、それから母親の弟の叔父さんのそうちゃんと二人暮らし。
序盤は主人公がそうちゃんのことを好きな設定なんだけど。それは別に少女漫画だからそれでいいんだけど。
肝心のそうちゃん役の人が「誰!?めっちゃ普通のおじさんじゃん!少女漫画原作なんだからそこは藤木直人とかディーンフジオカみたいなイケオジをキャスティングしろよ!」って思ったんですけど、調べたら高橋優ってミュージシャンの方みたいですね。なんでミュージシャン?演技が上手かったらミュージシャンでも文句ないですけど、演技がねちっこくてちょっとキモかった。ミュージシャンくくりなら金子ノブアキは演技できるしカッコいいので彼が良かった。※尚、原作のそうちゃんのビジュアルは考慮しません。
後半、医者の息子が主人公を軟禁して赤髪くんをおびき寄せる展開になるんですどね。この作品、警察いないの?舞台が茅ヶ崎だから?神奈川県警が無能だから呼んでも意味ないって、コト?
赤髪くんが単身で乗り込むのはまだ100歩譲ってわかる。
叔父さんのそうちゃんがチリソース持って現れる。←わからない。
いや、お前大人だろ。警察呼べよ。なんだよチリソースって。医者の息子もチリソースかけられたくらいでひるむなよ。
と、ツッコミどころ満載。
そもそも、叔父さんのそうちゃんが終始気持ち悪い。
ちゃんと髪を黒くして制服で挨拶しにきた赤髪くんに「お前に奈緒はわたさん」ってブチ切れるの。相手高校生だぞ。妊娠させたわけじゃない、ただの交際宣言だぞ。そこまで怒る?
そらー、6歳から親代わりとして自分の人生を掛けて育ててきたのはわかるが。たぶんイケオジ俳優が演じてたらそう思わなかったと思う。
あと、そうちゃんの元職場がJAXAだったのはなんか伏線かな?って思ったけど特に何もなく。宇宙の仕事を辞めて姪っ子に人生をささげた男の設定?
中盤、少女漫画あるあるでふたりの仲を乱すだけのキャラ(大抵、元カノか幼馴染)が現れるんですけど。こちらの作品では転校生でした。
でも、二人の仲を乱すのではなくて、主人公が自分の本当の気持ちに気づかせてくれるキャラだった。
この映画で唯一の良い点がこの転校生キャラ。この子を嫌な子にしなかったのが良かった。赤髪くんの教えの通りにしたらお友達できて良かったね。
主題歌がキンプリじゃないのにビックリ。そこはキンプリに歌わせてあげてよ!これ見るのほとんど平野くんファンの子たちでしょ?
あと臼田あさ美先輩の使い方、贅沢すぎるな!!!
星:★★
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