映画感想のおしながき

自分用のネタバレ感想の備忘録。星は出来の良さではなく好き嫌いでの5段階。

騙し絵の牙【113分】

映画情報

  • 2021年制作 時間:113分
  • 製作国:日本

監督
吉田大八
あらすじ
大手出版社・薫風社の社長が急逝。新たに社長に就任した東松が進める改革で、カルチャー誌「トリニティ」編集長の速水は雑誌存続の窮地に立たされるが……。 (映倫からの引用)

ネタバレ感想

アマゾンプライムビデオで。

大泉洋がファーストクレジットだけど、実質の主人公は松岡茉優が演じる若手編集者の高野だったね。

大手出版社の社長が急死して、その跡目争いをする派閥争い。
キャストが豪華でみんな適任だった。
主役の大泉洋の飄々とした感じと松岡茉優の真面目で芯がある感じがとても役にハマってた。

脇では斎藤工の胡散臭いコンサル役と池田エライザのモデル役が好きだった。
エライザが演じてたモデルがガチの銃器ヲタで3Dプリンターで銃を作ってたって設定は今までみたことなかったので新鮮だった。

大泉洋にいいように使われまくってた松岡茉優が、最後の最後に大泉洋を出し抜いたオチがスカっとしたよ。

ラスト、松岡茉優の実家の本屋での新刊の並べ方って実際に村上春樹の新刊をそんな風に並べた本屋を思い出した。

あと、アマゾン、エマ・ストーンとか実際の固有名詞が出たのもよかったな。

星:★★★★

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