映画感想のおしながき

自分用のネタバレ感想の備忘録。星は出来の良さではなく好き嫌いでの5段階。

浜の朝日の嘘つきどもと【114分】

浜の朝日の嘘つきどもと【114分】

映画情報

2021年制作 時間:114分 製作国:日本
監督
タナダユキ
出演
高畑充希/茂木莉子(浜野あさひ)
柳家喬太郎/森田保造
大久保佳代子/田中茉莉子

あらすじ

100年近くの間、地元住民の思い出を数多く育んできた福島県の映画館・朝日座。しかし、シネコン全盛の時代の流れには逆らえず、支配人の森田保造はサイレント映画をスクリーンに流しながら、ついに決意を固める。森田が一斗缶に放り込んだ35ミリフィルムに火を着けた瞬間、若い女性がその火に水をかけた。茂木莉子と名乗るその女性は、経営が傾いた朝日座を立て直すため、東京からやってきたという。しかし、朝日座はすでに閉館が決まっており、打つ手がない森田も閉館の意向を変えるつもりはないという。

観ようと思ったきっかけ

ネタバレ感想

アマゾンプライムビデオで。

タナダユキ監督作品は外れが少ないので安心できる。この映画も面白かった。映画愛を感じたよ。

ポスターでは高畑充希柳家喬太郎、大久保さんの三人が一緒に写っていたので、三人で映画館を立て直す話なんだろうなって思ったけど、ちょっと違った。

高畑充希は映画好きで東京の配給会社に勤めている。
柳家喬太郎は映画館の支配人で借金を返すために映画館を売却した。
大久保さんは高畑充希の高校の先生で彼女に映画を教えた恩師。

高畑充希柳家喬太郎の現在パート、高畑充希と大久保さんの過去パートとふたつの時系列が交互になる構成。高畑充希が朝日座にやってきた理由がだんだんとわかるようになっている。

高畑充希のセリフ回し上手いよなー。あと、大久保さんの先生役が最高だった。ちょっと不良な教師。生徒に人気あるのわかる。
ふたりの過去パートがとても良かった。先生と生徒の関係だけどどこか友達のような映画で繋がる人間関係、素敵。

この映画の続きのドラマもあるのでそれも見なきゃ!って思うくらい、好きになった映画でした。

星:★★★★

ドラマ版

 

ブログランキング参加してます。クリックして頂けるとありがたいです。 
にほんブログ村 映画ブログへ