映画感想のおしながき

自分用のネタバレ感想の備忘録。星は出来の良さではなく好き嫌いでの5段階。

ジオラマボーイ・パノラマガール【105分:PG12】

ジオラマボーイ・パノラマガール【105分:PG12】

映画情報

  • 2020年制作 時間:105分
  • 製作国:日本
  • PG12:未成年者の飲酒の描写がみられるため(映倫からの引用)

監督
瀬田なつき
出演
山田杏奈/渋谷ハルコ
鈴木仁/神奈川ケンイチ
滝澤エリカ/カエデ
成海璃子/神奈川サカエ
森田望智/マユミ
大塚寧々/渋谷フユミ

あらすじ

16歳の平凡な高校生・渋谷ハルコは、ある夜、橋の上で倒れていた神奈川ケンイチに一目ぼれする。ハルコは世紀の恋だとはしゃぐが、真面目でおとなしいケンイチは、受験を目前にして衝動的に学校を辞めてしまい、それどころではない。さらにケンイチは、勢いでナンパした危険な香りのする女の子マユミに夢中になっていき、ハルコとケンイチの恋は平行線をたどるが……。

観ようと思ったきっかけ

ネタバレ感想

アマゾンプライムビデオで。

岡崎京子の漫画原作を実写化。岡崎京子は世代ではないので読んだことありません。この漫画は1988年に発表。昭和63年ですね。昭和後期の話を令和初期に実写化。舞台設定は2019年。2回目の東京オリンピックをやる前。

主人公のハルコは道で倒れたケンイチを助けそして一目惚れ。ひとりで舞い上がってケンイチに近づこうとするけど、ケンイチには彼女マユミがいた。でもマユミはケンイチを置いて海外に行った。フラれたケンイチ。そんでなんやかんやでハルコはケンイチに告白してその日にセックスして終わり。

ハルコと友人のカエデが自転車で二ケツ運転してたら警察に捕まり、その流れでハルコの飲酒もわかり罰せられる世界だったので、ハルコたちが勝手に建設中のマンションに上がり込んで誕生日パーティーしようとしたり、そこでセックスしてたので「わー。これバレたら現場監督の責任になるのかな。可哀そうだな。ハルコ一度捕まったのに懲りねぇな」って思いながらみていたので、正直ハルコの恋はどうでもよくなった。わたしは現場監督の立場の方が気になった。

ハルコとケンイチはどうでもいいけど、唯一共感できたのは友人のカエデ(髪の長い方)
ハルコに対する想いは恋なのか、それとも思春期特有の一時的の感情なのか。ハルコの誕生日を祝おうって言った後の表情から推測すると、わたしは恋だと思うが。それもハルコへの想いを断ち切りハルコを応援しようって切り替える表情よね。あれはきっと。

魔性の女のマユミもよかったけど、今の時代ではちょっと古い形のキャラクターっぽかったかな。なんとなく。

あと、子役だった成海璃子ちゃんが若い子を見守るポジションにいたことが感慨深いかったですね。

星:★★

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