映画感想のおしながき

自分用のネタバレ感想の備忘録。星は出来の良さではなく好き嫌いでの5段階。

マッチ工場の少女【70分】

映画情報

  • 1990年制作 時間:70分
  • 製作国:フィンランド
  • 原題:THE MATCH FACTORY GIRL

監督
アキ・カウリスマキ
あらすじ
田舎町のマッチ工場で働く少女イリス。彼女は稼いだわずかな金で母と義父を養っていた。ある日、給料で衝動的にドレスを買ってしまう。怒った義父に殴られ、母に返金を命じられたイリスは、とうとう家を飛び出す。買ったドレスを着て入ったディスコで出会った男性と一夜を共にするが、イリスは彼にも裏切られる...。 (フィルマークスからの引用)

ネタバレ感想

アマゾンプライムビデオで。

主演はアキ・カウリスマキ監督作品常連のカティ・オウティネン。
1990年の作品なので当然ですがお若い。

お話はマッチ工場で働く孤独な若い女性イリスが一夜を共にした男性の間に子供が出来る。そのことを告げると「君のことは愛してないし子供は処分しろ」と鬼畜な返事。
そんな可哀そうなイリスは交通事故に合ってしまう。
稼いだ金も母親と再婚相手の旦那に取れれちゃうし、フィンランド中の不幸を背負い込んだのか?ってくらい幸薄のイリス。

でも、可哀想で終わらせない!イリスはネズミとりの薬を買い、それを自分を蔑ろにしてきた者たちに飲ませたのだった。
が、最後は刑事たちに連行されてしまったイリスであった。

アキ・カウリスマキ監督特有の淡々としたセリフ淡々とした演出が心地よかったです。

星:★★★

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