映画情報
- 2022年制作 時間:129分
- 製作国:アメリカ
- 原題:She Said
監督
マリア・シュラーダー
出演
キャリー・マリガン/ミーガン・トゥーイー
ゾーイ・カザン/ジョディ・カンター
パトリシア・クラークソン/レベッカ・コーベット
アンドレ・ブラウアー/ディーン・バケット
ジェニファー・イーリー/ローラ・マッデン
サマンサ・モートン/ゼルダ・パーキンス
アンジェラ・ヨー/ロウィーナ・チウ
アシュレイ・ジャッド/アシュレイ・ジャッド(本人役)
あらすじ
ニューヨーク・タイムズ紙の記者ミーガン・トゥーイーとジョディ・カンターは、大物映画プロデューサーのワインスタインが数十年にわたって続けてきた性的暴行について取材を始めるが、ワインスタインがこれまで何度も記事をもみ消してきたことを知る。被害女性の多くは示談に応じており、証言すれば訴えられるという恐怖や当時のトラウマによって声を上げられずにいた。問題の本質が業界の隠蔽体質にあると気づいた記者たちは、取材対象から拒否され、ワインスタイン側からの妨害を受けながらも、真実を追い求めて奔走する。
ネタバレ感想
映画館で。
食べてるシーンが多かったのは意図的だったのかな。
グウィネス・パルトロウの取材に行くときにミーガンとジョディが白いワンピースを着て双子みたい!ってはしゃぐシーンが唯一和んだところかな。
それくらい、女性たちが受けたセクハラパワハラの実態がひど過ぎた。
途中、ワインスタインがセクハラしている録音は実際のものなのかな。あれ、かなり気持ち悪い。あんな巨体のおっさんに追い詰められたら恐怖しかないよ。
グウィネス・パルトロウ。めちゃくちゃ名前が挙がったけど本人は出てこなかった。
この映画の制作がプラピのところのプランBなので、当時グウィネスと付き合ってたので彼女の名前をバンバン出したのだろうか。そしてグウィネスがワインスタインにセクハラされたことブラピに行ったらブラピが「グウィネスに手を出すんじゃねー」って怒ったエピソードが載った記事を読んだことを思い出した。
キャリー・マリガン良かったですね。産後鬱になって仕事復帰してパトリシア・クラークソンに大丈夫って気遣ってもらってるシーンのなんとも言えない表情がさすがでした。
わたしの好きなパトリシア・クラークソン。今回出番は少なかったですけど、仕事が出来る上司感がバリバリでててカッコよかったです。
ミーガンとジョディ、ご本人たちの写真をみたらそこまでビジュアルを寄せてはいませんでしたが、ふたりの身長差は忠実に再現してますね。
この映画、本国でズッコけたらしいですね。結局 me too は業界だけが熱くなってたってこと?アメリカの一般人はもう興味なくなったのかい。
興行収入が期待できないなら賞レースだ!英国アカデミー賞で脚色賞とキャリー・マリガンが助演女優賞にノミネートされましたね。キャリー・マリガンがイギリス人だからノミネートされた感があるが、良かったです。本家のアカデミー賞もサプライズノミネート期待してますよ!
星:★★★
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