コンフィデンスマンJP 英雄編【127分】
映画情報
2022年制作 時間:127分 製作国:日本
監督
田中亮
出演
長澤まさみ/ダー子
東出昌大/ボクちゃん
小手伸也/五十嵐
小日向文世/リチャード
松重豊/丹波
瀬戸康史/マルセル真梨邑
城田優/ジェラール・ゴンザレス
生田絵梨花/畠山麗奈
広末涼子/波子
織田梨沙/モナコ
関水渚/コックリ
角野卓造/三代目ツチノコ
江口洋介/赤星栄介
あらすじ
かつて悪しき富豪たちから美術品を騙し取り、貧しい人々に分け与えた「ツチノコ」という名の英雄がいた。それ以来、当代随一の腕を持つコンフィデンスマンが受け継いできた「ツチノコ」の称号をかけ、ダー子、ボクちゃん、リチャードの3人がついに激突することに。地中海に浮かぶマルタ島の首都で、街全体が世界遺産に登録されているバレッタへやって来た彼らは、マフィアが所有する幻の古代ギリシャ彫刻「踊るビーナス」を手に入れるべく、それぞれの方法でターゲットに接近。そんな彼らに、警察やインターポールの捜査の手が迫る。
観ようと思ったきっかけ
シリーズの大ファンなので
ネタバレ感想
映画館で。
今回も超面白かったです。最高っ!
コンフィデンスマンのすごいとこってどの話も面白いってこと。ほんとすごい。観客を楽しませようってスタッフ・キャストの想いが伝わってくるんですよね。今回で言うと、ジェシーとスタァの扱いね。ファンが見たかった演出をちゃんとやってくれるの。最高だよね。感動したもん。
今作はダー子視点、ボクちゃん視点、リチャード視点、マルセル視点、そして恒例のネタバレ披露の構成。
しょっぱなの阿部寛の写真でジャブをかまし、ハイテンションのダー子の強引な詐欺師バトルロワイヤル開始。7日間で一番稼いだ者が優勝。勝者の言うことは絶対にきく。
元マフィアのゴンザレス(ゴンちゃん)が持ってる踊るヴィーナス(20億円相当)のお宝をダー子、ボクちゃん、リチャードで奪う。
ダー子視点でボクちゃんと麗奈の誘拐まで、ボクちゃん視点で麗奈の生い立ちと心臓病、リチャード視点で誘拐の真相。その時点で警察の丹波が誘拐に加担してて「?」ってなるんだけど、次のマルセル視点でそのまま誘拐させろって指示で強引だけどまぁなんとか納得できるかなって。
ここで丹波もマルセルも怪しさプンプンなんだけど、子猫なのかオサカナなのかはわからなかった。
マルセル視点で瀬戸君がテーブルの上に乗って撤収!!のシーンは、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でミステリオがピーターをバーで騙すシーンを思い出した。劇団ミステリオならぬ、劇団マルセル。笑
マルセルがツチノコで今回のオサカナ。三代目ツチノコの息子でいいのかな。最後は本物のマルセル(真木よう子)にボコられてて、続編を匂わす感じだったのが良いね。
刑事の丹波は実はダー子に弟子入りした詐欺師。ラストのスイートルームのシーンのタンバリンの松重さん最高でした。
ゴンちゃんと麗奈はオサカナとみせかけての実は最初からダー子の子猫ちゃんたちだった。今回、生ちゃんはモナコ、コックリと同じコンフィガールのようだけど、ふたりと比べるとダー子の関わりは薄いしメインではないので二人のような活躍を期待してしまうとちょっと物足りないと思った。それでも生ちゃんのイメージとはちがうギャルギャルしてる女の子は新鮮だった。
ダー子、今回はマルセルとボクちゃんも騙さなきゃいけないのは大変だったろうに。いつも以上にテンションアゲアゲのダー子ちゃん最高。騙されるボクちゃんも可愛かった。牢屋でのダーボクの絡みも良かったが、あれダー子は演技で泣いてるってことで良いんだよね?そう考えるとじわる。笑
モナコとは師弟関係で可愛がり、コックリとは母子関係で可愛がってたのがほっこり。
リチャードが誘拐の時に被ってたポリゴン風の赤いマスクかっこよかった。あれグッズで欲しい。
そして、赤星。この作品のヒロイン。今回もダー子に弄ばれてます。もはや復讐する気なし。ダー子たち助けるために手助けしちゃってるし。
前田あっちゃんの鈴木さんは今回出てこなかったのは残念。次回があったらまた是非出てほしい。
そしてそして、山田孝之がまたカメオ出演してくれた!笑った。
第4弾作ってほしいですね。脚本の古沢さんが来年の大河ドラマ担当してるからすぐには製作できないだろうけど。メインキャストの人たちみんな仲良しだしキャラクターと作品を愛している感じなので、期待しちゃいますよ。
あと、公式HPの長澤まさみ、東出昌大、小日向文世のクロストークが読めるのが太っ腹。こういう対談ってパンフに載るから無料で読めるのすごい。
星:★★★★★
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コンフィデンスマンJPシリーズ感想
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