映画感想のおしながき

自分用のネタバレ感想の備忘録。星は出来の良さではなく好き嫌いでの5段階。

CUBE 一度入ったら、最後【108分】

CUBE 一度入ったら、最後【108分】

映画情報

2021年制作 時間:108分 製作国:日本
監督
清水康彦
出演
菅田将暉/後藤裕一
杏/甲斐麻子
岡田将生/越智真司
柄本時生/最初の男
田代輝/宇野千陽
斎藤工/井手寛
吉田鋼太郎/安東和正

あらすじ

突然、謎の立方体=CUBEに閉じ込められた男女6人。エンジニア、団体職員、フリーター、中学生、整備士、会社役員と、年代も職業もバラバラな彼らには何の接点もつながりもない。理由もわからないまま、ひたすら脱出を試みる彼らに、熱感知式レーザー、ワイヤースライサー、火炎噴射といった殺人的なトラップが次々と襲う。脱出するためには仕掛けられた暗号を解読しなくてはならないという極限状態の中、それぞれの人間の本性が徐々にあらわになっていく。

ネタバレ感想

アマゾンプライムビデオで。

これは・・・あれですね、邦画の悪いところを全部詰め込んだごった煮を食わされた感じです。ちゃんと最後まで倍速にせずに見た自分を褒めたい。

オリジナル版を観賞してすぐにこちらを観たので、それはもう最初の1分で「あ。これはダメだ」って思いましたよ。

柄本時生がサイコロ男役なんですけど、彼が死ぬまでが長い。テンポ悪すぎてヤバイ。時生が映った瞬間、サイコロにしなちゃ。そもそもサイコロ死じゃなかったし。お腹を四角くくりぬく感じ。時生はサイコロ死NGだった?それともサイコロ死体作る予算なかった?

なんと言うか・・・「CUBEのリメイクじゃなくてもいいんじゃね?」って内容だった。

菅田将暉が設計士かな?って思ったら弟の自殺を止められなかった男で設計士じゃなかった。
岡田将生は数学学生かな?って思ったらアルバイターサイコパスだった。
杏は医者かな?って思ったら彼らを監視するロボット?だった。なんって設定だよ。
斎藤工は警官かなって思ったらずんずん先に進むだけだった。
吉田鋼太郎が脱獄囚かなって思ったら会社役員で段々期限が悪くなって岡田将生に殺されてた。

男の子は記憶力が半端ない知的障碍者の子だろ!って絶対思ったのに、菅田将暉が弟に重ねるだけの舞台装置だった。ただの子供だよ。なんなんだよ。

オリジナル版のキャラクターの職業をそのまま使うと思ってたのでこれじゃない感がすごい。
オリジナル版知ってる人はその職業で「こいつ死ぬじゃん」ってニヤニヤできたのに!なんなんだよ。

登場人物が初めに集まってダラダラ自己紹介するシーンに白目むいた。
そこはオリジナル版通りにシャツに苗字入れればいいだろうが!中学生ジャージみたいでわかりやすいだろ!なんなんだよ。

菅田将暉の回想シーン、あれなんだよ。いらないだろ。なんなんだよ。

エンドロールに流れる歌が星野源って、すでに見てるこっちは神経ボロボロなのに追い打ちを掛けるようなことするなよ。

邦画を貶すこと言いたくないんだけどさ!こんな映画観ちゃうと「だから邦画はダメなんだ!」って言いたくなるよ!なんなんだよ。

もう!本当になんなんだよ!!

星:

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オリジナル版

 

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