ソウルメイト/七月と安生【110分】
映画情報
- 2016年制作 時間:110分
- 製作国:中国・香港
- 原題:七月與安生 英題:Soulmate
監督
デレク・ツァン
出演
チョウ・ドンユィ/アンシェン
マー・スーチュン/チーユエ
あらすじ
上海で穏やかな生活を送っていた安生(アンシェン)のもとに、人気のネット小説「七月(チーユエ)と安生(アンシェン)」を映像化したいという映画会社から連絡が届く。小説の作者は七月(チーユエ)という名の女性で、「七月と安生」は彼女の自伝的要素が強い作品だった。しかし、チーユエの所在が不明のため、映画会社はもうひとりの主人公・安生のモデルと思われるアンシェンを捜し出し、コンタクトをとってきたのだ。そんな彼らに対し、アンシェンは「チーユエなんて人は知らない」と嘘をつく。だが本当は、アンシェンにとってチーユエは特別な存在であり、かつて2人はかけがえのない親友同士だった。やがて、小説に描かれた2人の物語に秘められた、驚きの真実が明らかになっていく。
ネタバレ感想
アマゾンプライムビデオで。
ふたりの女の子が13歳で出会いそれから26歳までの関係を描く話。
ふたりの内のひとり、七月がふたりの関係をネット小説にして公開していて、それに基づいて回顧していく構成。
七月と安生が友達になるきっかけのリスがもろにCGだったのでほっこり。
優等生の七月と自由人な安生。ふたりは高校生まで常に一緒だったけど、七月に好きな人ができてから徐々に関係が複雑になっていく。
その好きな人、家明。アナウンサー顔でハンサムで誠実。
七月と安生は喧嘩して疎遠になるけど、結局最後に戻るのはお互いの場所なんだな。
安生が育ててる子供が自分の子じゃなくて、七月と家明の子供ってわかった時は「あー、七月死んじゃったのか」って悲しくなったけど、安生は家明に七月はまた旅に出たって言って「そっかー。死んでないのか。よかった」って素直に安心したけど、やっぱり七月は産後での大量出血で死んでしまってて「あー、そうだよね・・・」ってシュンとなったってしまった。
七月は27歳で死んでしまった。
安生のバンドマンの彼氏が27歳で死ぬって言ったのはカート・コバーンがそうだったからかな。
この手の話って大体、子供時代の回想を入れてくるけど、その演出に弱いんだよな。ちょっと泣いちゃった。
そういえばクレジットにスペシャルサンクスで岩井俊二監督の名前がありましたね。
星:★★★★
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