SEE HEAR LOVE　見えなくても聞こえなくても愛してる【132分】

映画情報

2023年制作　時間：132分
製作国：日本

ネタバレ感想

アマゾンプライムビデオで。

シリアスなラブストーリーなのかなって思ったら、トンチキラブストーリーでびっくらこいた。

まず山Pが漫画家って。全く合わない。
その顔使ってお金稼いでないって？おかしくない。『TOKYO VICE』のホスト役はとても説得力があった。

新木優子の役は聴覚障害は生まれつきなのかな。
発声練習を拒んでいたからそうなのかもしれない。でもラスト一言一言声に出してたけど綺麗な発音だったよ。あれ、聾唖の指導入ってたのかな。

トンチキラブストーリーなのでツッコミどころ満載。
まず、新木優子が演じてた響が結構ヤバイ女。
山Pが演じてた泉本の家のポストの中に手を突っ込んで郵便物みるのよね。もうここで「これはトンチキ映画だ！」って確信しましたよ。
あと、ちょっと頭が弱い子っぽくみえたけど、知能は正常な設定なのよね。

そんで、一番重要なふたりが同棲する下りがなんと！ナレーションダイジェストだよ。ほんとトンチキすぎるぜ！

ラブストーリーはそこが一番重要じゃね？

高杉真宙と山口紗弥加のエピソードバッサリ切って、泉本と響のコミュニケーションを入れればトンチキ回避できたかもしれないのに。

そもそも高杉真宙と山口紗弥加のエピソード、あれなに？
全く要らないよね。山口紗弥加の髪がズラっぽくてすごく気になった。あれなに？

なんかね、たぶん尺の使い方が下手なんだな。
ドラマすれば良かったんじゃないかな。そしたら時間あるし色んなエピソードをちゃんと掘り下げて描けるんじゃないのかな。

山Pのアシスタントの山本舞香の家がそこそこ良い部屋だったけど、実家が金持ち設定なのか？

そんで、山Pの失明は脳腫瘍のせいで、それを取り除いたら視力回復しました！ってオチだったけど。そうじゃないんだよなー。

みたかったのは、さっきも書いたけど見えない人と聞こえない人のコミュニケーションなのだよ。
それがあったのが街中をちょっと歩いてるシーンしかなくてガッカリだよ。