アンダー・ザ・ヘブン 信仰の真実(Disney+オリジナルドラマ)
ドラマ情報
- 2022年制作 全7エピソード
- 製作国:アメリカ
- 原題:Under the Banner of Heaven
監督
コートニー・ハント
デヴィッド・マッケンジー
イザベル・サンドオーヴァル
トーマス・シュラム
出演
アンドリュー・ガーフィールド
サム・ワーシントン
デイジー・エドガー・ジョーンズ
デニース・ゴフ
ワイアット・ラッセル
あらすじ
1984年、ユタ州のソルトレイクシティ郊外の平和な街で1件の殺人事件が起こった。モルモン教徒の女性と1歳の女の子が惨殺されたのだった。穏やかだった町は一転、不気味な空気に包まれていく。刑事ジェブ・パイル(アンドリュー・ガーフィールド)が捜査するうちに、残忍な事件はモルモン教のゆるぎない信仰がもたらしたものであることが明らかになる。そして自身も敬虔なモルモン教徒であるパイルはこの想像の域を超えた殺人事件をきっかけに、自らの信仰に疑問を抱くようになるのだった。
観ようと思ったきっかけ
- ディズニープラスにあったので
ネタバレ感想
田舎で起きた殺人事件を扱った作品が好きなのでこのドラマのあらすじもそんな感じだったのでみてみた。
主人公の刑事はアンドリュー・ガーフィールド。彼、この役で自身初のエミー賞ノミネートになったみたい。
たしかにアンドリューの役はよかった。疲れ知らずのマッチョでタフなヒーロー刑事じゃなくて、残虐な遺体に慣れてない田舎の誠実な刑事で辛くなったら泣く人間味あふれた役どころだった。
相棒のタバ刑事も良かったな。彼はネイティブアメリカンでモルモン教じゃないので客観的に事件を追っててカッコよかった。
たまに単独で行動するから「まさか殺されるのでは?死なないでよ~」ってヒヤヒヤしたよ。タバ刑事死なないで良かった。
舞台は1980年代のユタ州。
LDS(末日聖徒)の名家ラファティ家の末息子アレンと結婚したブレンタとその娘エリカ(生後15か月)が首を切られ殺されたところから始まる。
この話、実話を基にしてるんですって。衝撃だし悲しい。
この話LDS、モルモン教を扱った宗教ドラマなんですけど、そこら辺ちょっと全く分からなくて困った。
見ててただひたすら「宗教やべーな。家父長制やべーな。権力もった白人男性やべーな。奥さんたち早く逃げてー」って思った。
モルモン教では女性は夫に服従、子をたくさん産めば幸せになれる。離婚も協会の承諾がないと出来ない。と、今の価値観でみるととても生きずらい。
そこに聡明で自由で美人なブレンダが現れた。
ブレンダ役が『フレッシュ』で顔と名前を憶えて気になる女優リストに入ってるデイジー・エドガー・ジョーンズでした。たれ目で可愛い。ちょっとアン・ハサウェイっぽい感じ。
長男のロンの奥さんダイアナをロンから逃げるため手助けしたのがブレンダ。
それを知ったロンと次男のダン。このダンが一番ヤベー。稼業を8ヶ月で破産させるし、税金払わないし、ダンの奥さんマチルダの連れ子と多妻結婚しようとか言い出す始末。
結局犯人はロンとダン。
動機はダイアナを逃がしたから。俺の邪魔する奴は殺すモードのロンとダンに殺されてしまった。
ロンがサム・ワーシントンで、ダンがワイアット・ラッセルなので二人が重要人物だとキャスティングでわかってた。
でも、序盤は脳に障害があるジェイコブが真犯人かな?って予想してた。でもジェイコブはブレンダを天使と崇めてた良い人だった。ごめんジェイコブ。
このドラマ、事件ものっていうよりか宗教ドラマでモルモン教のことをがっつりやってるので事件もの!ってウキウキしてみるとちょっとこれじゃない感があるので注意。
宗教7割、事件3割って感じだった。
あと1エピソード、1時間以上あってラスト回は1時間半もあるので一日がかりで一気見したよ。疲れた。
1エピソード、1時間以上なら全5エピソードくらいが体に優しい。
星:★★★
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