映画感想のおしながき

自分用のネタバレ感想の備忘録。星は出来の良さではなく好き嫌いでの5段階。

サマーフィルムにのって【97分】

サマーフィルムにのって【97分】

映画情報

2020年制作 時間:97分 製作国:日本
監督
松本壮史
出演
伊藤万理華/ハダシ
金子大地/凛太郎
河合優実/ビート板
祷キララ/ブルーハワイ
小日向星一/駒田
池田永吉/増山
篠田諒/小栗
甲田まひる/花鈴
ゆうたろう/隼人
板橋駿谷/ダディボーイ

あらすじ

高校3年生ハダシは時代劇映画が大好きだが、所属する映画部で作るのはキラキラとした青春映画ばかり。自分の撮りたい時代劇がなかなか作れずくすぶっていたハダシの前に、武士役にぴったりの理想的な男子、凛太郎が現れる。彼との出会いに運命を感じたハダシは、幼なじみのビート板とブルーハワイを巻き込み、個性豊かなスタッフを集めて映画制作に乗り出す。文化祭での上映を目指して順調に制作を進めていくハダシたちだったが、実は凛太郎の正体は未来からタイムトラベルしてきた未来人で……。

ネタバレ感想

アマゾンプライムビデオで。

雰囲気が『リンダリンダリンダ』+『サマータイムマシン・ブルース』みたいな映画だった。

主人公の時代劇好きのハダシ、天文部のSF好きのビート板、剣道部でラブコメも好きなブルーハワイ。
メイン3人の名称が本名ではなくあだ名でそれについての説明は一切なしなのが面白い。そしてあだ名がみんな変。あだ名の由来を知りたかった。

今の時代だとスマホとパソコン、編集ソフトを高校生でも使用できる価格なので映画作りのハードルは低くなっているのか。それでも花鈴組はインディーズ映画か?って思うくらいのスタッフの多さと機材だったわ。

個人的に好きなキャラはブルーハワイですね。
時代劇も好きだけど同じくらいキラキラ映画も好き。

ハダシと凛太郎が合宿の夜に言い争っていい感じになっている様子を見て「キラキラ映画バカにして自分たちラブコメしてんじゃん」って思ってたら、ブルーハワイがまんま同じことを突っ込んでくれたので最高でした。

そして、念願のキラキラ映画出演。役作りは完璧。女優も出来るブルーハワイ。演じていた 祷キララさん、覚えました。

未来から来た凛太郎。タイムマシンは小さな球体だったけど、予算がなさそうなので乗り物としてのタイムマシンは作れなかったのかな?って思ったり。でも、小さな球体の方がよりSFっぽいかな。
あと、未来には映画がなくなって映像は5秒が基本って言ってたけど、実際にYoutubeの長い動画からTikTokの短い動画が主流になってきてるので、その流れは間違ってはいないんだなって。それでも映画はなくならないとは思うけど。

ラストの映画ぶった切ってのハダシと凛太郎のチャンバラはちょっとクドかったな。映画をぶった切るって一番やってはいけない行為だと思うけど、それはいいんかな。映画がテーマなら撮った動画で勝負してほしかった。

あと、ビート板の好きな人って凛太郎じゃなくてハダシだったのでは?と思ったけど違うかな。

星:★★★★

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