映画感想のおしながき

自分用のネタバレ感想の備忘録。星は出来の良さではなく好き嫌いでの5段階。

水は海に向かって流れる【123分】

映画情報

  • 2023年制作 時間:123分
  • 製作国:日本

監督
前田哲
あらすじ
おじの家に世話になるつもりで家を出てきた直達は、おじが会社を辞めて漫画家をやって住んでいるシェアハウスに同居することになった。そこには榊をはじめユニークなメンバーが同居していて……。 (映倫からの引用)

ネタバレ感想

アマゾンプライムビデオで。

わたしの中での広瀬すずちゃんは今でもティーンエイジャーのイメージが強くて、今回高校生に好かれる年上のお姉さん役なんだけど、それがとても背伸びした感じで演じてるっぽくみえてしまい、この役に広瀬すずは合わなかったのでは?と思った。

直達くん役の大西利空くんは子役時代をよくみてたので「大きくなったな」と親戚の人みたいな目線でみてました。

ティーンエイジャーの頃の広瀬すずちゃんのような當間あみちゃん。
そのうち朝ドラヒロインやりそうなスター性を感じます。周りの大人たちは大切に育ててください。

榊さんの母親と直達くんの父親が10年前にダブル不倫した。
そのことを知った直達くんは榊さんのことを気にかけるようになる。

榊さん、劇中でも教授に(親が不倫した時の)16歳で止まってるって言われてたけど、言動がそのとおり大人がする行動じゃないなって思うところがあってそれはやっぱり意図的にそうやってるんだよね。

高校生と外で食事するのはいいんだけど、そこでお酒のんで千鳥足で帰るんですよね。普通、大人なら子供と一緒なら千鳥足になるまでお酒飲みませんよね。

あと、母親がいる千葉に行った後最終バスが行っちゃってそこで宿泊って、すごくベタな展開なんだけど、そこで直達くんと一緒の部屋なんですよ。
同性ならまだしも、男子高校生と一緒の部屋に布団ひいて寝るって。ちょっとドン引きですよ。

最後、榊さんが引っ越すことを叔父の茂道が直達くんに伝えるんだけど、その伝え方が「2023年の映画でその演出やる?」って演出で、どんな演出かというと茂道が校庭に不法侵入して紙芝居で伝えるって方法で。ここね、みてて恥ずかしくなっちゃった。

原作の漫画が古いのか?と思ったら2018年~2020年までの連載だったらしく最近じゃねーか!と突っ込み。漫画のあの展開あるんかね?

高校生が大人に恋をするって展開はよいが、その相手の大人が子供と同じ目線に立っちゃダメだと思うの。
直達くんに告白された榊さんがちょっとまんざらでもない顔してて、ちょっと引きましたよ。

猫のムーちゃん可愛かったですよね。
庭に出してたけど過激派猫好きに怒られそうですね。
エンドロールの最後に猫ちゃんに危害を加えてませんってテロップが出てたので過激派猫好きもそれで安心ですかね?

星:★★

ブログランキング参加してます。クリックして頂けるとありがたいです。 
にほんブログ村 映画ブログへ