藁にもすがる獣たち【108分】

映画情報

2018年制作　時間：109分
製作国：韓国
原題：지푸라기라도 잡고 싶은 짐승들　英題：BEASTS CLAWING AT STRAWS

監督
キム・ヨンフン

ネタバレ感想

アマゾンプライムビデオで。

ホテルの温泉施設？のロッカーから大量の現金が入ったヴィトンのバッグから物語が始まり、その現金を巡って人が死んだりする群像劇。

温泉施設の従業員の男がその現金の第一発見者視点。
借金取りに追われてるチョン・ウソン視点。
DV夫に悩まされている水商売の女視点。

前半はこの三人視点がいったりきたり。で、途中から時系列が違うことがわかる。
大量の現金を作ったのは水商売の女。そのお金はDV夫を殺しての保険金。水商売の女はアドバイスをもらった女社長に身代わりとしてバラバラに殺される。女社長はチョン・ウソンの恋人。

この女社長がすごいんだ。その水商売の女、刑事、借金取りの社長を殺したんだよ。
チョン・ウソンはトラックに轢かれて死亡。
女社長は従業員の男から金を奪い返しひとり勝ち！と、思いきや。借金取りの社長の部下の殺し屋に見つかってトイレの中で殺されちゃった。

お金は空港のロッカーの中。
さて、そのお金は誰が見つける？
女社長がトイレで殺された時点で従業員の男の奥さんがロッカーのカギを拾うだろうと予想し、その予想通りでした。

奥さん、そのお金もって家に帰ったのかな？家燃えちゃったしあの夫とやり直すのかな？

人は殺されますがそこまで残酷な描写はなし。
暴力韓国映画によく出てくる人たちが出てて嬉しかった。